久しぶりに動画を配信しました。
泡沫チャンネルのろくでもない動画です。
ゆうべは、深夜までスマホで動画を編集していた。
数カ月ぶりにアップした動画。
チャンネルは3つあるけれど、どれも最初の勢いはどこへやら。
毎回、「こんどこそ続けよう」と思いながら、更新は止まってしまう。
動画をつくるのは、想像していたよりはるかにむずかしい。
「動画の作り方」は誰でも、やろうと思えば覚えていく。しかし、「クオリティーをあげていく」のは、あらゆる意味でなかなか難しい。
クオリティーとは、技術的なことだけじゃなく、観る人に興味を持ってもらう「技術」や「熱量」「伝わる気持ち」など・・・私のような中途半端な向かい方をしていれば、それは視聴者にも気づくことであり、視聴者にとっても、観たいという魅力はない。
もう、10年近く前にチャンネル作って、5年くらい前は複数、頑張って更新してた。
頭の中で浮かぶ構図も、実際に撮ってみるとまるで違う。
カメラの前にあるのは、思っていた「絵」ではなく、
ただの生活の断片でしかない。
編集してみても、華やかさもなければ、「人が見たい」と思う魅力にも欠ける。
ただの、おばちゃんのつぶやき動画だ。しかも、画面の中がどこか貧乏くさい。
もし、あの有名なドキュメンタリー番組みたいに、
「生きて〜ゆく、いきてゆく〜♪」と波乱万丈な半生を不幸語りにしたら、それなりに見応えのある動画になるのかな
でも、それは本に書くことと思ってる。
日常VLOGで、粗食を食べながら、カメラの前で語るほど、
私の中では、軽くもないし、簡単ではない。
そして、動画にするような明るい話でもないだろう。
とはいえ、
そんな動画でも、時々コメントがつく。
何年も前から、ずっと、毎回、観に来てくれる人もいる。
誰かが見てくれていると思うと、ふとまた作ろうかなと思う気になる。
人の人生なんて、他人はそう深く気にもとめていない。
けれど、そんな「ほんの一瞬の共感」がつくる時間も、時にあたたかい。
編集を終えたころには、もう外は明るくなっていた。
今日はレタスとトマトとウインナーをのせた野菜丼をブランチにした。
遠くで長距離トラックの音が聞こえる。小鳥の声が聞こえる。
現実の私に、BGMはないけれど、今日も静かに生きている。





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