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年末が近づいても“がんばらない”と決めた|無理せず暮らすこの冬の心づもり

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あっという間に11月も目のまえに

そろそろ、年末に向けて……と、今年はあまりできなかった捨て活が頭を過ります。

もうすぐ11月、そろそろ、なんとなく年末が見えてきてるのを感じます。
掃除もしなきゃ、片付けも…と、頭の中だけがいつも慌ただしい。

今年の冬も、年末までろくに何もできないのは自分でもわかっています。
でも最近は、少しだけ“がんばらない冬”を意でもいいかなと思い始めています。

私の場合、長年乗っていた車を手放してから歩くことが増えました。
遠くまでは行けないけれど、それなりに体を動かすようになり、パートも少し再開して、筋肉痛を感じるくらいがちょうどいい運動になっています。

それでも、体力が落ちたのか、疲れやすくなったのは事実。
以前のように一気に片付けようとしても、途中でダウンしてしまうことが増えました。

 

昔の私は、休むのが下手でした。

「怠けてる」と思われたくなくて、つい無理してしまう。
でも、最近は、「今日はもういいや」と思えるようになりました。
ダメなら一度やめて、気が向いたらまたやる。
この“やーめた”が、案外いちばん続く方法かもしれません。

人から「もっと頑張って」「頑張ってね!」と、何度も言われた時期もあります。
それが、優しさから出た言葉なのは分かっていても、聞くたびに心がくたびれることがありました。

頑張っても、結果がついてこないことってありますよね。
そんな時は、誰のせいでもない。ただ、自分の体と心の声を聞くしかないんです。

 

昔よりも、無理がきかなくなりました。

天気や気圧の変化で体が重い日もあるし、何もしなくてもぐったりすることもあります。
そんな日は、「怠けてる」んじゃなくて、ただ“休む日”なんだと思うことにしました。

年を重ねてからは、焦らずに生きることの意味を感じます。
若いころのようにエネルギッシュではなくても、
ゆっくりでも、笑って過ごせる日が一番いい。

私は今、小説で“カラフルなおばあさん”を書いています。
年齢を重ねても、灰色ではなく、自分の好きな色で暮らしたい。
たとえ派手じゃなくても、その人なりの色で生きるのが素敵だと思っています。

疲れたら、ゴロゴロしてもいい。
元気になったら、そのぶん動けばいい。
年末の慌ただしさの中でも、自分のペースを守ること。
それが、いまの私に、一番必要な“暮らしの捨て活”です。

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