買い方が、大きく変化しました。
以前は、スーパーで買い物をするとき、「特売」や「3つでいくら」につい手が伸びたけど、家に帰って冷蔵庫を開けると、同じような野菜や調味料がすでにあることがよくありました。
安いからといって買ったはずが、結果的に食べきれずにしなびさせてしまう——これ、ちょっとした罪悪感が残ります。
我が家の食費はまだまだ削れそう
我が家は親子二人暮らし。昔は、ざっくりした献立を頭の中で勝手に描いたり、「あったほうがいい」「今、安いからお買い得」と、得する買い物しているつもりだったのか、いい加減な感覚で買い物していたとつくづく思います。つい食材を多く買いすぎていたと____。
でも今は「買いすぎない献立」を心がけています。
週のはじめにざっくり冷蔵庫を見て、「これとこれを使いきるメニュー」を先に決める。メニューを考えてから買い物するより、家にあるものから逆算して考えるほうがずっと気楽です。
節約献立の考え方
たとえば、にんじんが1本残っていたら、味噌汁と炒め物で使い切る。
キャベツの芯のあたりは細かく刻んでお好み焼きに混ぜる。
半端な豆腐は味噌汁に、残ったひじきは卵焼きに。
ちょっとした“リレー料理”をします。
冷蔵庫も使いやすい
冷蔵庫の中も、ぎっしりよりも、スカスカの方が案外使いやすい。
スペースがあると、奥に忘れ物もしなくなるし、「今日はあれを食べよう」とすぐ決められる。
見通しがいい冷蔵庫は、気持ちもすっきりします。
節約の基本は、使い切りかな^^
節約って、我慢することだと思われがちだけど、本当は「使いきること」が一番の節約だなと感じています。食材を最後まで美味しく使い切ると、無駄も減って、結果的にお金も残る。何より、「今日もちゃんと食べきったな」という満足感があります。
最近は、買い物の回数も減らしました。

ある日の買い物
スーパーは、多くても月2回くらいにして、ちょっとしたものは近所のドラッグストアで。
「ないならないで工夫する」日を作る。意外と何とかなるし、家にあるもので作るほうが創作意欲もわきます。ちょっと残っていた油揚げを細切りにして、冷凍ごはんと炒めたら、それだけで香ばしいチャーハンになる。試したことがない食材同士のコラボで、新しい発見があると、妙に自己満足します。
「買いすぎない工夫で、新しい献立」
足りないものを数えるより、あるものを見つけて活かす暮らし。冷蔵庫の中身って、そのまま今の自分の暮らしぶりを映しているようなものです。
無理せず、少しずつ。食べきる暮らしは、地味だけど静かな達成感があります。
*ただ、昨今の世の中の動きや災害の多い日本を考えると、やはり食料の備蓄も必要だと思いつつ、なかなか思うようにできないでいたので、色々、考え始めているところです。できるところから無理のない備蓄ですね。日々の食材節約とは別枠ですが、これはこれで、また家計には影響してきます。悩ましい問題です。





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