洪水のように流れてくる健康情報
最近は、朝から晩まで「体にいい」「健康になる」という言葉を見ない日はありません。
テレビをつければ健康番組、スマホを開けば“最新研究で判明!”の文字。
けれど、それを追いかけ続けて疲れている人、案外多い気がします。
万歩計、ウォーキング
たとえば「一日一万歩」
それを真に受けて、足が痛くなるまで歩いている人がいる。でも冷静に考えれば、毎日一万歩なんて、体の調子や年齢、持病があるかどうかで全く違う話です。自分に合わない努力は、健康より先に心を削ります。
青汁・サプリ
私も以前は、「健康のために」と言い訳しては、青汁やサプリを試していました。
でも続かない。
飽きる。
財布も軽くなる。
結局、疲れるだけでした。
そんなとき気づいたんです。どんな健康法も「自分を知らないまま」では意味がないんじゃないかって……。ライフスタイルも体質も年齢も、それぞれ違うし、性格もちょっと体調に影響する場合ってあると思います。
人の体って、驚くほど正直です。
寝不足が続けば肌が荒れるし、気を張りすぎれば肩が固まる。
逆に、好きな音楽を聴いてのんびり過ごした翌日は、びっくりするくらい体が軽い。
これを“自己流の健康法”と言ってしまえば聞こえは悪いけど、実際はそれがいちばん現実的なんじゃないかなと……。
健康情報を、知ることは大事だと思うんです。
だって、たしかに役立つこともありますから。
でもそれは「材料」にすぎません。
料理で言えば、レシピ本を読んだだけではおいしくならないのと同じ。
自分の味覚で、確認して調整して、初めて自分の料理になる。健康もそれと同じだと思います。
YouTubeの健康動画やトレンド健康法
最近は、ユーチューブなどでも、健康ストレッチ動画がたくさんあります。でも、微妙に違うアドバイスの時もあり、「むむ??」と思うこともあります。そういう時は、「これはぜひやってください」じゃなく、「これはやらないでください」の方に、私はシフトします。ムリは禁物!
「トレンド」より「自分と相談」
流行の健康法に飛びつくより、実際に、自分の体が「気持ちいい」「調子いい」と感じるかを基準にする。
無理して早起きより、きちんと良く眠れる夜のほうが大事。
健康の基準は外じゃなく、自分の中にある。
そう思うようになってから、健康ストレッチ動画などを見ても、次々と保存せずに、“ふーん、なるほど”と、その時だけ見ながらやって、あとは流せる数もだいぶ増えました。
実は、ちょっと前までは、「これよさそう!ぜひやろう!」と思うストレッチ動画などは、どんどん保存して、お気に入りリストに入れてました。ストレッチ動画がたくさんリスト化さててますが、ほぼ、実践していません。
個々の体調で違うから、情報に振り回されず、ストレッチでもウォーキングでも、サプリでも食事でも、無理がないもの、自然に続けられるものは、意識しなくても、体が欲していくから続くのかなと思ってます。
すでに無理なく、生活の一部になっている健康法
今の私が、常に生活の一部になっているのは、漬物と、酢漬け(サワー系)。酸化防止を意識しています。更年期くらいから、便秘症になり、とても苦しい思いを繰り返してきました。
この2~3年くらい、酸化防止を意識した食を中心にしはじめたら、だいぶ健康なお通じになりました。

ザワークラウト

レモンのはちみつ漬け
体を動かすことを、少しやりたいなあと思ってます。
でも、あれほど、中高年にこそジョギングじゃなくウォーキング」というブームがあったのに……最近は、「50代を過ぎたら、ウォーキングをするより、家の中で、それに値する運動をしたほうがいい」という情報が出始めました。
本当に、まさに「情報の洪水」です。





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