犬とわたしの認知症
いつかは、こういう日はくるんだろうと漠然と考えることはあったけど、こんなに“ふいに”、そして、“急に”その時がきたことにびっくりしています。
先日、わんこが、トイレにいく時(トイレはスーパーワイドサイズのケージを使用)、前足だけ、ケージに入り、後ろ足は、まだはいっていないまま、その場で、排尿をはじめました。
私が、びっくりして声をあげると、「なに?なんかあった?」という、ぽかーんとした表情で、自分には関係ないという感じでした。
間違えたことにも気づかないようです。
13年、共に暮らしていて、トイレ以外で粗相をしたのは、初めてです。
生後四か月でうちにきて、トイレは、1回で覚えました。
家族が認知症だと気付いたとき、こういう感覚になるんだろうなと、ショックでもあったけど、悲しくもあって、切ない気持ちで、胸が軽く締め付けられる感覚がしました。
もちろん、叱る気などありません。
「しっこでたの?」と言ったら、いつものように私の前にきて、お尻を向けました。それは、「お尻を拭いて」という意味なのです。排尿すると、必ず、わたしの前にきて、お尻を向けて、拭いてくれるまで待っています。
まさか、こんなに突然、認知症の兆候が訪れるとは……とはいえ、実は、思い返してみると、すでに、認知症の兆候は、4か月くらい前から始まっていたかもしれません。
夜になると、く~ん、く~んとやたら泣いて、隣で寝ているにゃんこが「おまえ、うるさいよ」とでもいうようなリアクションで、猫パンチをして文句をひとこと、むにゃむにゃいったり、それでも、また、く~んと泣けば、突然、「がぶっ」とあまがみされます。
それでも、なにを抗議されたのか、わんこは分かっていないようです。
そしてまた、寝言を言いながら眠ります。
やたら、御飯を食べたがる、一日中、何か食べたがる、暇さえあれば、床をくんくんと、食べ物を探し始める。なければお水を飲む。落ち着きなく、一日中、なにか食べたがる。
最近、そういう行動もあります。
とにかく、これまでとは、少しずつ行動が変わってるのです。
可愛いかったあどけない表情も、やはりどことなく「老け」ました。
トリミングは体力つかうので高齢犬は敬遠されます。
今は、私がカットしているので、へたくそです。

もう13才の老犬です


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