年金5万円の現実。三大不安の記事を読んで、60代の私が考えたこと

暮らしのつぶやき

先日、週刊誌で「高齢者の三大不安」という記事を読みました。
健康、お金、孤独。この三つだそうです。

正直に言うと、「やっぱりそうだよね」と思いました。
そして同時に、「きれいにまとめた言葉だな」とも感じました。

三つに整理すれば、たしかにわかりやすい。

けれど、現実はそんなに整然としていません。
私のような60代の生活は、もっとごちゃごちゃしています。

私はシングルマザーで長年やってきました。
子どもを育てるだけで精一杯で、正社員の仕事に長くつく余裕はありませんでした。
パートを掛け持ちしながら、なんとか暮らしてきました。
その結果、年金は月に5万円もありません。

いまは子どもと一緒に暮らしています。
家賃は子どもが払ってくれています。
私はパート代で食費や生活費を出しています。

よく「自立した老後」と言います。
けれど、現実の家庭はもっと助け合いです。
親が子を支え、子が親を支える。そんな形です。

ただ、そのバランスはいつも不安定です。

最近、職場で変化がありました。
外国人の採用が増え始めたのです。
日本人の中高年を切り始めました。

うちだけじゃない今の日本の現状のようですが、
現場でははっきりわかります。

確実に60代以上は少しずつ減らされています。
もちろん、雇用側にすれば、体力の問題もあるでしょう。
そして賃金の問題もあるのでしょう。

しかし、何の問題もない場合、

日本語も習慣も完全同じな日本人のほうが
雇いやすいはずなのに、外国人を雇うと補助金がでるそうなのです。

日本人切りは日本政府と企業で始まっていますね。

 

「そろそろ…」という空気は、言葉にしなくても伝わります。

だから週刊誌の「三大不安」を見たとき、
私はこう思いました。

不安は三つではありません。

実際には一つです。
「働けなくなったとき、どうやって生きるか」
これに全部が集まっています。

健康も、お金も、孤独も、結局ここにつながります。
働けるうちは、まだ社会とつながっています。

収入もあります。
人とも話します。

でも仕事がなくなれば、その三つは一気に重なります。

だから私は最近、考え方を少し変えました。

「どうやって老後を安心させるか」ではなく、
「どうやって、“なんとか”ささやかに生きるか」です。

まとまった額を稼ぐことは、もう難しい。
でも小さく稼ぎ続けることはできるかもしれません。

麺類の日が増えました。

・・・であれば、

例えば
・生活費をなるべく軽くする
・できる仕事を増やす
・体を壊さないようにする
・人とのつながりを残しておく

派手な解決ではありません。
でも現実はだいたい地味なものです。

とはいえ、

この地味で当たり前の解決策もさえも、
思うようにいかない今の日本です。

世の中は大枠では極端な二極化になってきました。
だから、これはある程度余裕があるシニア層には当てはまりません。

あくまでも、私のような立場の人の場合ですが……。
最近、こう思っています。

老後というのは「守りの時代」ではなく、
「静かに、淡々と工夫して最後まで生きる時代」

できることを少しずつ続ける。
そして、できれば体だけは大事にする。

週刊誌やテレビ、最近はインターネットもですが、
多くの内容は不安を並べます。

でも、人生は記事の見出しほど単純ではありません。

三大不安の下には、
それぞれの家庭の事情と、それぞれの歴史があります。

そして60代の私は、まだ完全に終わったわけではありません。
小さくても、もう少しだけ前に進んでみようと思っています。

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