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老後の不安に押しつぶされそうなとき、まずしたこと。

こころの終活
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 貯金ゼロ、孤独、健康不安。現実と向き合った私の選択


「押しつぶされそう」なんて、ちょっと大げさだったかもしれません。
けれど、おひとり様歴40年近い私には、そんな夜が何十回、何百回とありました。

とくに「老後不安」に関しては、いくつもの眠れぬ夜を越えてきた結果、
それも自然の流れ──命の道すじなのだと、どこかで受け入れていたようにも思います。

それでも、ふとした瞬間、襲ってくる感情

たとえば、夜遅く、ぼんやり動画を眺めているとき。
テレビは10年前に手放しましたが、代わりにスマホの画面が心を支配していたりします。

眠れない夜

思い出すのは、もう会えない兄弟や両親、祖父母のこと。
戻らない過去と、確実に進んでいく老いの気配。
その重なりに、ふと涙がにじむ夜もあります。

ある日、何気なく目にしたネットニュースでは、
「高齢女性の孤独死」が取り上げられていました。

“これ、未来の私かもしれない”
そんなふうに思って、ゾッとしたのです。

考え始めると、頭の中はすぐにぐるぐるしはじめます。

老後の貯金なんてない。
頼れる家族もパートナーもいない。
子どもに負担はかけたくない。
健康だって、いつ崩れるかわからない。
このまま、誰にも知られずに部屋で倒れて、ひとりで死んでいくのかもしれない。

そんな不安が次から次へと浮かび、
まるで“負のループ”にハマっていくような感覚。
自分で自分を追い込む、あの思考停止の地獄。

最近では、そういう瞬間はだいぶ減りました。
それでも、時折ふいにやってくるのです。そんな波のような感情が。

“意識的に”別の行動を取る

そんなとき、私は“意識的に”別の行動を取るようにしています。

洗い物をする。
立ち上がってトイレに行く。
近所のコンビニまで歩く。
ときには、ただ「万歳」するだけでもいい。

そして、大きく深呼吸して、背筋を伸ばす。

そうすると不思議と、
「まず、できることを一つだけやってみよう」
そんな気持ちになってくるんです。

気休めだっていいんです。
繰り返すうちに、気持ちが切り替わるようになってくる。
私は、それを身をもって実感しています。

ボールペンをもって、ノートを開く

あるとき私は、昔よくやっていた“ノートに書き出す”ことを思い出しました。

今はスマホのメモアプリもありますが、あえて、ペンを握って紙に書く。
このアナログな行為が、今の私にはとても大事でした。

ノートの最初のページに、こう書いたんです。

「今、何が一番不安?」

  • お金がないこと

  • ひとりになること

  • 病気になること

  • 働けなくなること

  • 認知症になること

  • 誰にも助けを求められないこと

  • 経済的にヘルプを依頼できないこと

 

書き出してみると、漠然とした老後不安は、
“輪郭を持った敵”のように、目に見える形になりました。

「何が怖いのか」が明確になれば、
「どう動くべきか」も見えてくるかもしれない。


そう思った私は、市の広報に載っていた「老後相談窓口」に電話をしました。

市役所の福祉相談窓口へ行った話

勇気がいりました。
若いころは「市役所なんてアテにならない」と思っていたし、
行政に頼るなんて「人生の終わり」とすら感じていた自分がいたから。

でも、ひとりで苦しんでいた過去もあります。

腰を壊し、自律神経を壊し、動けず、誰にも頼れなかった若い日の地獄を思い出し、「今度はひとりで抱え込まない」と決めて、電話をかけました。

結果的に、思っていた以上に、あたたかく話を聞いていただけました。
ただ、「そういう方、多いですよ」と言われたとき、その言葉が慰めだったのか、それとも突き放しだったのか、今もわかりません。

けれど、もっと現実的に思考を戻せば、制度やサービスの存在を知れたこと、“訴える場がある”と実感できたことは、大きな安心になりました。

お金も、孤独も、すぐには解決しない


でも、自分の状況を「見える化」して、「動く」ことで、
ほんの少し、気持ちの向きが変わっていくのです。

今の私の「小さな目標」はこうです。

  • 月に千円でも三千円でも貯金する(今はコイン貯金が多いですが…笑)

  • 週1回は誰かと話す(病院でもスーパーでも)

  • 1日10分のストレッチを続ける(ウォーキングは課題です…)

  • 毎日、体重計に乗る(上下するたび前日の食事を振り返る)

ほんとうに、とても小さなことかもしれません。でも、それが習慣になれば、「次の小さな一歩」へとつながっていきます。

老後の不安に心が押しつぶされそうになったときは……


大切なのは「現実から逃げないこと」
そして、「全部を変えようとしないこと」

たった一つの小さな行動が、人生の方向をほんの少しずつ変えてくれます。
それは、私たちの世代でも、まだ遅くはないと信じています。

もし今、あなたも同じような不安を抱えているなら──
「はじめの一歩」として、まずは、紙に書いてみてください。
きっと、あなた自身の中に、答えを見つけられるはずです。

実際に役立つ支援制度の中身や、無料で使えるサービスについて、もう少し具体的に紹介します。「制度があっても使い方がわからない…」と感じている方、多いのではないでしょうか。

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