◎節約のコツは“使い切る”こと
──ただし、備蓄用の食料は別
節約のコツはいろいろ言われているけれど、私が一番効果を感じたのは「使い切る」こと。
冷蔵庫の中を空っぽになるまで徹底的に使い切ると、思った以上に料理は回るし、買い物の回数が減って自然に節約になる。
『食べるものがない!』は、今の暮らし、実は、ほとんどどうにかなる
“食べるものがない”と焦える瞬間でさえ、実はなんとかなることが多い。
むしろ、こういう“ピンチっぽい状況”のほうが、工夫と知恵が出てくる。
日本人の台所というのは、よくできている。
味噌、塩、しょうゆ。
できれば砂糖。
この基本調味料さえあれば、どうにか味が決まる。
さらに乾物やだし昆布があれば、具材が少なくても食べられるものが作れる。
本当に生きるための料理は、豪華さよりも“形になるかどうか”だけだ。
たとえば、冷蔵庫の野菜がほぼ空のときでも、
・乾燥わかめ
・切り干し大根
・高野豆腐
・春雨
・昆布
・かつお節
・(ふりかけ)
・(お茶漬けのり)
・梅干し
・(古漬け、ぬか漬け等)
こういう“ほぼ放置ストックで食べられるもの”が役に立つ。
味噌があれば味噌汁。
醤油があれば煮物風の一品。
塩があれば野菜の浅漬け。
砂糖があると、照りやコクが出て、簡単なのにそれなりの味になる。甘いものが欲しくなった時、粉類やナッツ、ドライフルーツがあれば、それなりにコネて焼いてクッキーもできる(縄文クッキーw)
冷蔵庫がからっぽになるまで
冷蔵庫を空っぽにするまで使い切ると、
普段見ようとしなかった食材も最後まで使うようになる。
小さく残った野菜でも刻めば一品。
ちょっとだけ残ったひき肉や油揚げでも、汁物に入れれば立派な食事。
卵が1つ残っていれば、もう“なんとかなる”世界。
“なんとかなる”が積み重なると、買い物に行く前に一度立ち止まるようになる。
「まだある」「これとこれで何か作れる」「買わなくても今日は回る」
この感覚が、節約の始まりになる。

冷蔵庫を空っぽにして、明日は買い出し!という日は冷蔵庫掃除の日です。
冷蔵庫は、10年前から小さな冷蔵庫に変りました。大きなものに買い替えようとおもったこともありますが、今はこれで十分です。次に買うとしても小さな冷蔵庫を買います。むしろ「冷凍庫」だけほしいかなぁ
備蓄品は使わない
ただし、ここで重要なのが、備蓄食料を簡単に使わないこと。
使い切りの節約と、非常時の備蓄はまったく別物だ。使う場合は、備蓄品の消費期限をチェックして、入れ替えをする時だけ。
普段の生活は、備蓄品以外は“使い切る”でいい。
でも、災害やインフラ不具合など“どうにもならないとき”のために、備蓾は手をつけない状態で置いておく。
水は常にストック
水は飲むためだけではなく、
・薬を飲む
・鍋を洗う
・口をすすぐ
・非常時の料理
全部に必要。
水だけは、少し多いくらいでちょうどいい。
備蓄の棚に手を出さないで生活すると、
「これは本当に必要なものなのか」
「まだ何か作れないか」
「買い物の前に工夫で乗り切れないか」
そういう生活の知恵が自然に育つ。
節約というと、我慢や無理をするイメージがあるけれど、
“使い切る”節約はストレスが少ない。
食べ物を捨てるのが嫌な人にとっては、むしろ気持ちが軽くなる。
買ってもすぐ使うから、冷蔵庫が腐敗発生器になることもない。
整理整頓しなくても、勝手に片づく。
冷蔵庫が空っぽに近づくのは不安ではなく、むしろ快感になる。
味噌と醤油と塩。
少しの乾物。
あとは最低限の食材で、しばらくは何とかなる。
日本の家庭料理は、もともと“あるもので、工夫して作る”文化で回ってきたのだから。
節約したいなら、使い切る。
でも備蓄は減らさない。
この二本立てさえ守れば、生活の安定感はぐっと増える。



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