無理をしない年末の片づけは
年末の片づけは、気持ちも体も重くなりがちな世代には、昔のような“丸一日勝負”では持ちません。だから最初にやっておくのは、とても簡単な準備です。
年末に限らず、習慣化
捨て活(断捨離)をする時は、まず、目の前に、捨てる用の袋(または箱)を2つ置く。
ひとつは「捨てる」。もうひとつは「迷った物」。
この二つがあるだけで、判断に迷って止まる時間が減ります。迷ったら“迷った”に放り込む。勢いを止めないことが、年末の片づけではとても大事です。
一年以上使っていない物、開けてもいなかった箱、存在を忘れていた棚の奥。
大抵はそのまま無くても生活できます。
もちろん「大事な物があるかも」と頭をよぎります。
でも、そう思うのは普通で、そのための“ざっとチェック”。
数十秒で済む見直しです。
丁寧に見すぎると、昔の思い出に引き戻されて手が止まります。
粗大ごみは“方法で値段が全然違う”。経験してわかったこと
私の町では、市の粗大ごみシールは1枚1000円~5000円。
正直、公共のシステムが高いという不思議な国です。
便利屋さんや、シルバー人材センターに頼むほうが安く済むかも?と感じることも多々……。
以前、計算してみて実感しました。
大きめの家具を数点まとめて捨てるなら、民間のほうが安いです。
では、1個や2個だけ処分したい場合は?
物によりますが、
レトロな椅子やちょっと可愛い棚なら、
ジモティーに「取りに来てください」で出すと、数百円でも買っていく人がいます。
ゼロ円でも、粗大ごみ料金を払うよりずっとマシです。
自分で車を運転できる人なら、クリーンセンターへ持ち込みは本当に便利。
以前、軽トラック一杯分を持ち込んでもタダでした。
(電化製品は別のルールです)
昔、練炭だけは受け付けてもらえなかったことがありました。(燃料)
どうしてもとごり押ししたら、処分場のおじさんが
「じゃあ、それは俺がもらうから、そこに置いて」と言ったこともありました。
ゆるい時代の話です。
今はコロナ以降、いろいろ厳しくなっていますが、
持ち込み処分の手軽さは変わりません。
ただし年末は混むので、車で行くなら時間帯を選んだほうが安心です。

このソファもかなり切れてしまい、補修レザーで補修してますが、もうそろそろ限界です。粗大ごみですが……。

クッションもヘタっていて、長く座っていると、お尻が痛くなります。クッションを敷いてカバーを掛ければ、見栄えよく、まだ使えますが…迷ってます。
売れない服は思い切る。必要なら形を変えて生かす
今はよほどのブランドでなければ、服はなかなか売れません。
私もまた服を処分する予定ですが、
くたびれた服は裂いてラグマットにしました。
次は小さめのわんこ用マットかバスマットにしようと思ってます。
小さめに作って、こまめに干したり洗ったりしやすいサイズに。
少し厚い布はカップソーサーのマットや猫のマットになります。
ただ捨てるより気が楽になります。
「安いから複数買っておく」癖を、年末に見直す
ここ数年、100均でかごや箱を買いすぎていたと気づきました。
「とりあえず2個買っておこう」が積み重なると、家の中が妙に雑然とします。
娘や両親、祖父母の写真。
昔100均でまとめて買った額縁に入れていましたが、
最近は“何か違うな”と感じ始めています。
大切な人の写真は、ひとつだけ、自分の気に入った額縁に。
数を減らすと、逆に写真そのものが際立ちます。
生活の道具はシンプルに、大事な物は丁寧に。
この切り替えが、年齢を重ねるほど心地よくなります。
スタミナが落ちてきた今だから
若い頃は、朝から晩まで模様替えしても平気でした。
年齢を重ねると、同じことはできません。体力は嘘をつきません。
片づけをすると、娘を亡くし、魂が抜けた日々だった私に
弟がかけてくれた言葉を思い出します。「もういろんなことしなくていい。
家にいて、掃除したり模様替えしたりして過ごせよ。」その弟ももういないけれど、片づけのたびに胸が温かくなります。
生まれた家、家族をすべて亡くして以後、
片づけは暮らしを軽くするだけじゃない。
家族の言葉や思い出に、静かに触れる時間でもあります。
言葉「終活」…じゃなく、心「終活…は、新しいはじまりの準備」。
年末の片づけは、“新しい一年を身軽に迎えるための通過点”。
完璧はいらない。少し捨てて、少し見直して、それで十分です。

最近、麺類、増えました。一人分なんで……。節約が先に頭を過る。



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