節約生活がくれた知恵
節約は、今や必須の人が増えた
昭和の時代は、節約生活というと、我慢ばかりの窮屈なものというイメージがありました。
けれど、時代が変わり、今は普通に声にだして言えることになりました。あの頃は、こんな話ばかりしていると「お金の話ばかりしてる」と思われたものです。それだけ、モノは豊かじゃなくても、心は、キリキリしていなかったのかもしれません。
節約をちゃんと意識すると見えてくるもの
長く続けていると、少し違った景色が見えてくるような気がします。
お金を使えないことで育つ工夫や、ものを選ぶ視点。
それが、いつしか「知恵」へ変わっていくんですね。
ちょっとのことじゃあ、動じなくなります。
たとえば、食材。
若い頃は勢いで買って、気づけば冷蔵庫の奥でしなびていたことも多かったのに、節約を意識しはじめたら、買う量も料理の仕方も変わっていきます。
野菜はまるごと使い切る。
肉や魚は、ほんの少しだけ一回分の量を減らし、二日分のレシピに分けて調理する。
安いものだけではなく、“使い切れるものを選ぶ”という基準が自然と育つ。
けち臭いと思われるかもしれませんが、これにより、自分のアイデアが増えます。低コストで作れる新しい簡単レシピが、ひねり出されます。

ジャガイモと玉ねぎだけの肉じゃが…ではなく、「玉じゃが」です。冷蔵庫お掃除。肉類がないと嫌だったのに、今は躊躇なくあるものだけで食材を使い切る。
食費を節約した結果、生活スタイルも体調もよくなった気がする
油ものが大好きな私ですが、年齢とともに、少し気を付けています。
自分の体力や食べる量も考えながら、無駄なく食べて暮らす。
これは節約というより、自分の体と生活を整えるために“皮肉にも役立つ”結果になっています。
本当に必要なものは案外少ない
節約の中で気づくのは「本当に必要なものは、案外少ない」ということ。
流行りで買った洋服より、長く着られる一枚のほうが安心するし、たくさんの化粧品より、使い慣れたものを使い切るほうが落ち着く。
この感覚が身につくと、買い物そのものが少なくなくなります。
それに慣れると、心まで軽くなる。
本当に必要なもの、本当に欲しかったものだけの暮らしになれば、物は増えません。
物が増えないから片づけも楽になり、部屋も片付きます。
なるべく、お金に振り回されない生活
節約生活が教えてくれたのは、単に「お金を使わない方法」ではありませんでした。
- お金に振り回されない暮らし方。
- 今の自分の本当の価値観や身の丈に合った選び方。
- 少ないものでも豊かに暮らせる感覚
不安な時代になって、節約の知恵はますます大切な存在になります。
お金が減っても、知恵は減らない。
むしろ増えていく。
それが、節約生活のいちばん大きな気づきかもしれません。



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