お金だけじゃない「安心」のつくりかた
安心と聞くと、多くの人がまず“お金”を思い浮かべます。
もしもの時に備えて貯金をして、年金額を確認して…。
もちろん、お金は必要だし、とても大切です。
お金が、全くなくても良いという話ではりません。
でも、実際に暮らしてみるとわかります。お金だけでは心の不安は消えません。逆に、貯金が多くなくても落ち着いて暮らしている人はたくさんいます。
安心というのは、数字だけで測れないものなんですよね。

たとえば、家の中が整っていると、人は不思議と落ち着きます。
使うものが決まっていて、探し物が減って、動作がスムーズになる。
ほんの小さな変化でも、“暮らしが自分の手の内にある”という実感が生まれます。
これがまずひとつの安心。
人との関係も、安心に大きく関わります。
濃い付き合いは必要ありません。
挨拶を交わす相手が数人いるだけでも、孤立感が薄れます。
近所の人の「また会いましたね」の一言に救われる日もある。
それから、健康。
といっても、激しい運動を毎日するという話ではありません。
自分の体を知り、無理をしない。疲れたら休む、歩ける日は歩く。
シンプルですが、これだけで身体が安定すると、気持ちも自然と穏やかになります。
安心は「整えることで生まれるもの」
大掃除のように一気にやる必要ないんだな…と、無理しないようになりました。
引き出しを一つ片づける、郵便物を溜めない、家計簿を簡単につける。
そして、忘れてはいけないのが“自分を信じられる経験”。
困ったときに乗り越えた記憶、少ないお金でやりくりしてきた日々、なんとかしてきた自分。
今では、それらも資産だと思っています。
通帳には記載されませんが、生きる力として確かに積み上がっています。
お金はあれば便利。でも、安心はお金だけでは作れない。
毎日の小さな選択、暮らしのクセ、人との距離感、
その全部が混ざりあってこそ、“心の安定”。
安心は、買うものではなく育てるもの。
ゆっくりでいいから、自分のペースで積み重ねていけば、
暮らしは自然と穏やかさを取り戻す__。
そんな風に、考えて日々、暮らしています。




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