外出のたびに「着る服がない」とため息が出ていた若いころ
服はたくさんあるのに、どれもしっくりこない。
時代を重ね、年齢も重ねると、時代のトレンドも、似合う色も形も変わるのだから、なんとなくしっくりいかないという感じは、誰でも一度は感じたことがあるでしょう。
でも、それでも整理する気にはなれず、
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- 「あれと組み合わせれば……」
- 「でも、これ気に入ってるっから…」
- 「高かったし、ブランドものだし」
- 「まだ何回も着ていないし……」と、
理由をつければ、いくらでも、捨てない理由がでてきます。
着る物を限定したきっかけと、私のスタンス
波乱万丈引っ越し人生の私は、引っ越しをするたびに捨てていき、今度は、逆に、本当に着る服が亡くなっていました。
買う店を絞った
そして、ある時、思い切って、買う服のショップを2店くらいに絞りました。
実店舗で2店。ネットショップでも2店です。
それ以外は観ないことにしたんです。見れば迷う。
そして、後悔する買い物をしてしまう。
だから、その時は、服を減らすのが目的ではなく、
「これなら迷わず、スムーズに朝が始められる」という基準だけで選んだ買い物方法。
その結果、同じショップの服ばかりなのでコーデには迷いません。
「あの人、あのブランドの服着てる」とわかるほど有名ブランドのものじゃありません。
着こんで着こんで色あせてから、引き裂いて鍋つかみと、ラグマットにする__と、
それくらい、もとが取れすぎる服選びになったのです。
まず、外出時の、「なにを着よう」という迷いが、ほぼ消えました。
しいて言えば、
- ストールをAにしようかBにしようか
- インナーをタンクトップにしようか、半そでにしようか、長そでにしようか
- カーディガンを着ようか、それとも着ないかそんな迷いしかなくなりました。


しかも、センス的には、私が好きなテイストのお店だったので、
どれを組み合わせても合うんです。
毎年、初夏と秋くらいにまとめて購入。
夏ものを買った翌年は、冬物を買う。
つまり、年に一回の服買い。
しかも、一年起きの春夏用、一年起きの秋冬用の買い物なんです。
それ以外の時は、せいぜい、下着や靴下くらいしか買いません。
この方法で暮らし始めてから、服を容赦なく捨てることができるようになって、
今では、我が家のラグマット化した、思い出の服が床に敷かれています。

それに、少ない服は丁寧に扱うようになります。
しわを伸ばす、干し方に気をつける、毛玉を取る。
特別じゃない服でも、大事にすると不思議と品よく見える。
数を減らして初めてわかったのは、
むしろ、選択肢が少ないほうが、気分が楽だし、工夫を楽しむようになりました。
服を減らしたら、
片づける手間は減り、洗濯の回し方もシンプルになり、
何より、「これでいい」と、余計な思考が減り、楽になった。
和服の整理と、今後の着物との向き合い方。
次は、着物の整理をして、2枚くらいの普段着物だけにしようかと考えています。
着物に関しては、母の形見の色留めそでや羽織り、辻が花などがあり
「もったいない」とか、母への思いなどが邪魔をして、まだ処分できずにいます。
私自身の着物は、2~30代の頃に作ったものですから、
ほとんどリサイクルで売ってしまいました。
着物生活も、お金の賭けようでピンキリですが、
私のこの「洋服のスタンス」と同じにして、
たとえば、リサイクル着物を購入したとしても、
年間を通すと、衣類代金は、逆に抑えられると感じています。

ただしこれは、
『最低限のお洒落はしておきたい』
『身だしなみ程度には気を使いたい』
と言う場合です。
価値観はそれぞれで、「洗濯して清潔ならなんでもいい」
こういう考えも、アリですから!
どこへ行くにも、ジャージーでいいという域になると、
このお話は、成立しません。
(ただし、どこへ行くにもジャージの人を批判するわけでもありません。それがその人の“あじ”であり、“キャラクター”になっている場合、愛すべきジャージーおばちゃんになります)
しかし、この程度の工夫で身なりを整えるのは、
薬を買うより、サプリ効果あると思っています。
まあ、そうは言っても、私自身、
家にいて外出の予定もない場合、完全に上下スエットの場合もあります。




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