終活は“旅の荷物を軽くすること”かもしれない
終活という言葉を聞くと、人生の終わりを意識するようで
縁起が悪い、と身構える人もいるようです。
けれど、実際にやってみると、もっと身近で、
もっと日常的な作業だと気づきます。
旅に出る前、スーツケースを前にして「本当に必要なものだけ入れよう」と考えますよね。荷物が軽ければ軽いほど、足取りは楽になる。終活も、その感覚に少し似ている気がします。

たとえば、家の中に長く置いたままのもの。
昔はよく使っていたけれど、ここ数年触れていないもの。
見れば思い出はあるけれど、今の暮らしには必要ないもの。
そういった物たちを見直していくと、荷物を一つずつ下ろしているような気持ちになります。
人間関係も同じです。
無理に全部を背負うと疲れてしまう。
けれど、心が軽くなる関係は、これからもそばに置いておけばいい。
重苦しい気持ちになるつながりは、そっと距離を置く。
それも自分の荷物を軽くする選択です。
書類や銀行口座、保険
書類や銀行口座、保険の確認なども、あとまわしになりがちな嫌な分野だけど、重い腰を上げてやってみると、意外とすっきりします。
「終活をしている」というと死に支度のように思う人もいるようですが、人生の旅は、まだ、もうすこし続いていきます。荷物を軽くすれば、身軽になった自分のペースで歩いていける。最近は、そんな小さな旅支度のように思うことにしています。



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