年金少なくても笑って暮らす知恵
――工夫と祈りで、生きていく日々の記録――
💬 暮らしのはじまりに
お金の話って、どうしても人前では話しづらい。
収入のことを話せば比べられ、節約の話をすれば「苦労自慢」と言われる。
でも現実はもっと地味で、もっと切実。
私は年金が最低ライン。
5万円にも満たない国民年金で暮らしている。
数字にすれば、笑いたくなるほど少ないけれど、それでも生活は続いていく。
家賃、電気代、食費、そして猫の缶詰。
どれも削りようがないのが現実。
例のウィルス騒ぎで
パートで働いていた小さな会社はつぶれてしまい、
今は、自律神経と狭心症、脊椎観狭窄症など
体調の関係上、パートも週に2~3時間の2回程度
幸いなことに、家賃は同居中の息子が払ってくれている。
それがなかったら、正直この暮らしは成り立たない。
ありがたさと、申し訳なさが、いつも心のどこかにある。
息子も非正規で薄給。
ぎりぎりのところで国や市の支援はうけられない層に位置する。
ある日、気づいた。
「足りない」を嘆いているだけでは、
誰も助けてはくれない。
国は、全く、我が家のような層には、支援はあてにできない。
シングルマザーで生きてきた時代、シングルに対して今ほど行政の支援はなかった。
当然、年金など積み立てる余裕も乏しく、負のスパイラルで
シニアになったらなったで、シニア切り捨て。
すでに、「一番、忘れられた層・切り捨てられた層」なのだ。
けれど、「今あるもので暮らす」を覚えると、
見える景色が変わっていく。
スーパーの見切り品コーナーも、
使い切る知恵の宝庫に見える。
光熱費の請求書も、
暮らしを見直すヒントに変わる。
私は裕福じゃない。
でも、工夫と感謝とあきらめ?で、それなり穏やかに暮らしている。
むしろ、現実を受け止めて、それでもあきらめず、しっかり暮らす思考こそ、
いつの時代も、その時代を生き抜くための心の佇まい・知恵なのだろうと思う。
👇調べてみました。同じような境遇の方はぜひ参考に!

いまの年金格差と「忘れられた層」の現実
年金受給者のあいだには、今もはっきりとした額の格差があります。
テレビや新聞で見る「平均〇万円」という数字の裏には、平均の罠があります。平均の罠:数字の中身をのぞくと
厚生年金(基礎を含む)受給者の平均は 月14.6万円(令和5年度末)。
国民年金の平均は 月6万5,102円(令和5年度)。
ただし実際の分布では、男性は17~19万円帯、女性は9~11万円帯がピーク。
⇒ 平均が同じでも、男女や働き方で差が大きいのが現実です。低年金ゾーン:「3~5万円台」は珍しくない
国民年金の受給者には、月3~5万円台の人がかなり多く存在します。
平均6.5万円という数字の中に、この層が押し込まれている。
つまり「6万円台が普通」ではなく、半分近くがその下で暮らしています。「年金だけが収入」の人が4割以上
高齢者世帯のうち、『公的年金・恩給が総所得の100%』という世帯は 41.7%。
つまり、ほとんどの生活費を年金だけでまかなっている世帯が4割。
副収入や貯金に頼れない層が厚く存在しています。無年金という現実
年金制度の外側にいる無年金者も、いまだに数十万人規模。
古い公的推計では 約42万人~50万人 とされています。
若いころに保険料を払う余裕がなく、そのまま“制度の外”に押し出された人たち。
彼らは老後に「存在を忘れられる層」になりつつあります。生活保護は“最後の網”にすぎない
65歳以上で生活保護を受けている人は 約105万人(高齢者の2.9%)。
つまり、貧困ライン近くで苦しんでいても保護に届かない人が圧倒的に多いということ。制度の“線の外”に落ちたままのシニアが、静かに増えています。生活保護が増えているという流布。
これは、データ的に観ても、日本人の生活保護層の話ではないということになります。「年金生活者支援給付金」は薄くて狭い
低所得の受給者向けに「年金生活者支援給付金」という制度があります。
条件は 住民税非課税 かつ 年金収入等が約80.9万円以下。
給付額は 月5,450円程度。
制度はある、けれど、これで生活が変わるほどではありません。数字が語るもの
平均額だけでは暮らしの現実は見えない。
低年金・無年金の層は、制度の中でも“見えない存在”になっている。
政府は「平均値」を示し続けることで、格差の実態を曖昧にしている。
この「忘れられた層」にこそ、
日々の小さな工夫や、互いの共感が必要とされています。
数字は冷たい。しかし、それだけではなく、
その中に生きている日本人の体温まで奪っているのが日本の政治行政です。出典(一次資料より)
厚生労働省『令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』
日本年金機構『主要統計(令和5年度版)』
厚労省『公的年金財政状況報告(令和5年度)』
e-Stat『老齢年金受給者実態調査(令和4年)』
厚労省『国民生活基礎調査(令和5年)』
内閣府『高齢社会白書 2025』
総務省統計局『統計からみた我が国の高齢者(2025)』
日本年金機構・厚労省『年金生活者支援給付金』制度資料
暮らしを続けるということ
数字を見れば、不安は消えない。
けれど、工夫と支えの積み重ねで、暮らしはなんとか形になる。
私は息子に助けられ、猫に癒され、
毎日ごはんを作って、光熱費をやりくりしている。
「とにかく、生きている…息はしてる」
それが、いまの現実。
