AI音声も手作業も中途半端? シニアの動画制作で感じた“愚直さ”と“甘さ”
しばらく更新していなかった動画チャンネルに、2つの動画をアップしました。
以前、視聴者さんから「ながら族なので、耳で聴けるようにもしてほしい」と言われたことがありました。シニア層の方が多いので、そう感じる人が多いのかもしれません。別の方には「読むのが疲れるから声を出してほしい」と言われたこともあります。
でも、自己肯定感が低い私は、自分の声を「耳障りで醜い」と思っていました。だから、ナレーションを入れるのは避けていたのです。
ナレーション&テロップを加えた
昨日、試しにテロップ入りでナレーションを加えてみました。
結果、声があるとテロップが邪魔に感じました。
自動生成のテロップは誤字が多く、AI音声にすると漢字の読みを間違えて意味が通じない。中途半端にAIを使うと、あとで手直しが増えて余計に時間がかかる。
結局、アナログの手が必要だと痛感しました。
それでも自分の声で入れてみたら、やっぱり「やめたほうがいいな」と思いました。棒読みになり、テロップの言葉の情緒が壊れてしまう。料理なら料理名、旅行なら地名――その程度のテロップのほうが、まだ自然です。
AIまかせの動画と収益化と、私の甘さ
AI任せの動画はたくさんあります。漢字が違っていても、間違ったまま公開されている動画も多い。それでも再生され、収益化されているのを見ると、ふと「私も適当にやっちゃおうかな」と思う瞬間があります。
でも、できないんですね。私・・・。
甘い。甘い。甘い。
どうしても「お金になればいい」という作り方ができない。
観ている側が不快に思う“あざとい手法”はしたくない。だから、私はきっと、誰にも見られないような動画を、愚直に、いや、不器用に……作り続けているのでしょう。
次は、ナレーションはポッドキャスト的にして、動画には入れない。
あるいは、テロップなしの静かな動画にしてみる。
また、ひとつ、変な動画ができあがりました。





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