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小さな冷蔵庫にして、食べ物のムダが減った話

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結婚していた時から使っていた大きな冷蔵庫が壊れたのをきっかけに、小さめのタイプに買い替えた。二人暮らしだし、そんなに詰め込む必要もないと思ったからだ。

結果から言うと、ちょうどよかった。

大きい冷蔵庫のころは、奥に賞味期限切れの豆腐とか、いつ買ったか忘れた調味料が眠っていた。入るから入れる。冷凍庫もパンパン。

けど結局、捨てる日がくる。もったいないし、自己嫌悪。小さな冷蔵庫にしてからは、入らない。だから自然と買いすぎない。

食材を使い切るサイクルが早くなって、古くなる前に食べきれる。たとえばキャベツを1玉じゃなくて半玉、魚も2切れだけ。買い物の回数は少し増えたけど、無駄が減ったぶん気持ちが軽い。

 

セール品を詰め込むより、冷蔵庫の中がスカッとしてるほうが、台所に立つ気になる。

スペースが小さいと入ってる食材が全部見える。何を優先して使うか一目でわかるから、料理の手間も減る。

電気代も下がった。冷蔵庫の音も静かで、部屋が落ち着く。

ちょっとしたことだけど、「あ、うちのサイズに合ってるな」と思える。

昔は「大は小を兼ねる」と言ったけど、いまの暮らしは逆かもしれない。必要以上のものを持たないほうが、管理もラクで、気分も安定する。冷蔵庫一つ変えただけで、そんなことに気づいた。

最近、冷凍室に霜が少し降りるようになってる。さすがに、そろそろ買い替え時かな。

 

月末の冷蔵庫、空っぽ最終日。お掃除の日です。

冷凍庫は大きいのがほしいとおもっていたから、次は、また大きな冷蔵庫を買おうかと、チマチマ家電用の予算を計算して、時が過ぎて言ったけど、霜の具合も様子をみながら、来年は、冷蔵庫を買わなきゃいけなくなるだろう。

でも、結局、同じサイズを買うかもしれない。ひとり暮らし用サイズ。節約生活にちょうどいい。

 

一人ごはんの食材がほとんどで、息子は、自分で買ってきたドリンク類やごくまれに、アイスクリームを入れるくらいしか使わない。

結局、「私だけの冷蔵庫」と同じ状態。

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